脳の認知機能・脳の損傷・脳機能アップ・認知症予防
〜お申し込み受付中〜
フィシオエナジェティック上級クラス
<脳の認知機能・脳の損傷・脳機能アップ・認知症予防>【日程】2024年1月28日(日)✨
【場所】Zoom生配信1Dayセミナー
【講師】ラファエル・ヴァン・アッシェDO.
【申込】受付を開始しました
Cognitive Decline (認知機能低下)についてのセミナーを開催します。脳の認知機能について、コロナ感染症の後に起こる脳の問題、神経炎、認知症などなど「脳」について幅広く扱っていく上級クラスです。
「軽度認知障害(MCI)」から重度の「認知症」までをとりあげていきます。数々のテスト方法や改善のためのトリートメントをレクチャーします。
「忘れっぽくなったなぁ〜」と、当たり前のこととして捉えている方が多いのが現状です。しかし、この様な初期のころの軽い認知機能障害が、生涯の問題になってしまう前に、手を打つことが可能です。
脳のテストをして、問題を発見し、トリートメントを施す術があります。そうすることで認知症を防ぐことができるのです。
*「読む方が早いよ!」という方のために、最後部に文字書き起こしを添付しましたので、よろしければご覧ください。
*動画の中で、2つ言い忘れたことがある」とのこと。
一つは「コロナに感染した後に起こる脳の損傷と劣化」についての検査と治療について、もう一つは「神経の炎症」について、です。以下は追加された文章です。
コロナウィルス感染症の後にくる脳の機能障害
コロナウィルスに感染した後にくる後遺症の一つに脳の障害があります。その中でも多くの方が「認知障害」「不眠」「筋肉痛」「疲労感」を抱えています。ヨーロッパにおいても同じ状況です。(ブレインフォグとは別の、もっとシビアな症状です)
これら脳になんらかの後遺症を抱えた患者のMRIでは、脳に著しい異常が認められます。脳の中でも特に「前頭前野」と「脳幹」に異常がみらるケースが散見されます。
フィシオエナジェティックを使えば、これらの部位を検査し、トリートメントを施し刺激を与えることができます。
コロナ感染後の脳の後遺症を抱える方に対しては、「肺線維症」の検査も同時に行う必要があります。生体化学レベルでの問題がある場合は、SARS-スパイク・プロテインについても詳しく検査していきます。
神経炎(神経の炎症)
神経炎症とは、脳と脊髄における炎症反応のこと。
中枢神経系(CNS)の自然免疫細胞であるミクログリアは、このような神経炎症反応の媒介に重要な役割を果たしています。
◆原因◆:
酸化的損傷、感染後、ウイルス、大気汚染、血液脳関門(BBB)、外傷性脳損傷、毒性代謝産物、自己免疫
◆症状◆:
脳霧、不明瞭な思考、不安、抑うつ、自閉症
フィシオエナジェティックを使った施術では、神経炎症を抑えるための個別のアプローチを見つけていきます。
ブレインフォグ
最近ではコロナ感染後の後遺症として「ブレインフォグ」を訴える方が増えてきました。しかし、ブレインフォグの原因はそれだけではありませんし、以前から現代病の一つとして私たちを悩ませてきた症状です。
「ブレインフォグ」とは、まるで頭の中にモヤがかかったようにぼんやりしてしまい、物事が思い出せないなど記憶障害や集中力の低下などが見られる状態のこと。「考えたり集中するのが難しくなってしまう」という主訴の訴えがあります。
ブレインフォグの原因は、多種多様です。コロナ感染後遺症だけでなく、外傷を負った、慢性的ストレスがある、現代生活、不摂生な生活リズム、睡眠不足などなど。
軽度認知障害(MCI)
軽度認知障害(MCI)は非常に一般的になっています。
以下に挙げたものは、脳の認知機能が低下している症状になります。ご自身をはじめご家族や周囲の人でこのような方がいますか?
◆協調性の低下
◆物をなくしたり、置き忘れたりする
◆約束や社交行事に参加できない
◆物忘れが多くなる
◆考えがまとまらない
◆本や映画の筋を追うことができない。
◆会話についていけない。
◆複雑な仕事やプロジェクトに圧倒される。
◆意思決定が難しくなる
◆よく知っている場所なのに、道がわからなくなる。
◆判断力が低下し始める。
「物忘れば多くなってきたな」というのは、わりと自分自身でも周りの人からも確認しやすい症状です。
しかし、協調性がなくなったり、会話についていけなくなったり、意思決定しにくくなったり、などは「性格が温厚になったのかな?」などと捉えられがちではないでしょうか。
考えが止まらなくなったり、社交や行事に参加したくない、などの症状は脳の機能というよりその人の「気分」のように捉えて受け流されるかもしれません。
素人判断や思い込みではなく、身体の生体フィードバックをとるテストを行なって、脳の認知機能が低下しているかどうか?を調べることが大事です。
なぜならば、「あれ?ちょっと変わったかな?」「なんだかへん?」と思った段階で、適切なトリートメントを施しいくことで、大問題に発展することが回避できるからです。
この機能障害が、生涯の問題になる前に発見しなくてはなりません。
今回のクラスでは、たくさんの検査を行い、最適に施術を施していく方法をラファエルDO.から学びます。今、人々に必要とされているテクニックと治療を習得することができます。
脳の認知力にまつわる基礎知識
こちら↑の図をご覧ください。
「認知症ゾーン」に入る前のグレーゾーンのところでは、症状の進行をなんとか踏みとどまらせたり、元の健常者の状態へと改善させることができます。フィシオエナジェティック検査によって判断をし、優先順位をとらえ、適切にトリートメントを施していくことで結果が現れたケースが多数報告されています。
また、本格的な認知症になってしまった方の緩和も可能です。次の項目でお話しします。
軽度認知障害MCIから認知症へ
日本の認知症の高齢者数は、2012年に462万人、65歳以上の高齢者の7人に 1 人と推計されています。
一方MCI(軽度認知障害)の状態にある高齢者は約400万人。それに加えて若年層におけるMCIが増えています。自分のこととなると正確な判断はできませんが、周囲の人の言動を見て「あれっ?以前と違う気がする!」と思ったご経験があるのではないでしょうか。
認知機能は年とともに低下していきますが、MCIの人は、認知機能のレベルが年相応よりも低下してしまっている状態です。
MCIは以下のような状態を指します。
*認知機能に関して低下を感じている
*同じ年代の人と比べて脳の認知レベルが低下している
*日常生活は、おおかた正常に送ることができる
行きなれている場所に行ったり、使いなれた機械や道具は使えても、新しい場所や機械は苦手。日常生活はどうにか送れるものの、「テキパキ」と行うことは難しくなっている状態です。
厚生労働省の調べによると、MCIの段階にある人のうち半数はそのまま進行して5年後ぐらいに認知症になるとのこと。
フィシオエナジェティックを用いた場合、MCIの段階でトリートメントを施していくことで、改善に向かわせ、その先の認知症を防ぐことが可能です。これ以上進行しないためにできることを施していきましょう。
1月の講習会では、わかりにくいMCI(軽度認知障害)の検査方法と、この段階にあるご家族や患者さんへのトリートメント方法についてレクチャーします。
また、すでに本格的な認知症にまで進行してしまった方への有効な対処法、その人にとって適切なトリートメントを見つけ、症状を緩和させるためのケア方法を学びます。
MCIまで進行していない健常者の方でも中年からは、脳の認知機能を若々しく健康に保つための施術を受けていただきたいですし、もちろん、受験生など若い年代の人の脳の認知機能を高めることもできます。そのための解剖生理を学ぶとともに、具体的な検査と治療の方法を伝授。
ARテストで「適切」な判断をしていくことはとても重要です。脳の認知機能低下においては鬱っぽくなることもよくあり、うつ病と間違われて抗うつ剤や睡眠剤を処方され、余計に悪化してしまうケースもあるからです。
人生100年時代、家族やクライアントなど周囲の人々へ、脳と心と体が健康な状態で生き生きと日々を過ごすためのサポートをしていきましょう。
上級Class | フィシオエナジェティック🧠脳の認知機能・脳の損傷・脳機能アップ・認知症予防 |
日程 | 2024年1月28日(日)Zoom生配信 |
講師 | ラファエル・ヴァン・アッシェMD. |
■早割 49.500円 (12/29金2pm入金マデ) ■通常 55.000円 (1/4金2pm入金マデ) |
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時間 | 午後3時〜10時半ぐらい(食事休憩あり) |
受講資格 | フィシオエナジェティック協会PAJ会員の方 |
会場 | ウィーンからオンライン生配信 |
クラスの詳細についてはこちらをご覧ください | |
📚教科書をご自宅に郵送します |
ラファエルDO.による動画解説の書き起こしです
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こんにちは、ラファエル・ヴァン・アッシェです。
私にとって、とても重要なトピック「脳」についてお話しできることを非常に嬉しく思います。
皆さんご存知のように、脳の認知機能が衰えている人が沢山います。つまり、脳の機能があまり良くないわけです。
しかし、私たちセラピストは、筋膜のコリからくる症状の多くは、「脳」から来ている可能性があることを知っています。なぜなら、脳がこれらすべてをコントロールしているからです。 脳には2つの主要な機能がありますが、一つは「生存」すること。つまり「危険」から身を守ることです。
そして二つ目は「運動」です。脳がなければ動くことはできませんが、身体をうまく使わないと、脳はうまく刺激されません。そこで再び筋膜のシステムを見てみましょう。主な症状として、「記憶力の低下」や「思考力の低下」が挙げられます。
これは、アルツハイマーに罹患する一歩手前。背骨・運動・脳がうまく機能していない状態です。原因はもちろん遺伝的なもので、人相学的な検査をすることもあります。 私たちは患者さんに対して問診もしていきます。フィシオエナジェティック検査をしていくわけですが、患者さんにご両親の既往歴その他についても尋ねます。
しかし、私が最も注目するポイントは、脳に起こった外傷的なこと(脳の抱えるトラウマ)についてです。 それは同時に心理学的な外傷的でもあり、私たちはフィシオエナジェティックを用いてそれを検査することができます。
私達は体内時計をもっています。しかし現代社会で生活している多くの人は、体内時計の言うとおりに生きていません。
「脳の過敏化」もよく見かける症状です。「音」や何かが起こったとき、脳や神経系が感作されることで、人々を非常に敏感にしてしまうのです。これもまた、脳が本来あるべきように機能していない兆候の1つなのです。
私たちは、フィシオエナジェティック検査を通じて、また遺伝学において、人は誰もが「異なっている」ということを知っています。そして、一人一人を異なった方法で検査し、治療する必要がある、ということも。 治療において最初にすべきことは、「ミトコンドリアが正常に機能しているかどうか」を診なくてはなりません。
ご存知のように、ミトコンドリアは脳のエネルギーであるATPを産生します。したがって、脳のエネルギーが足りなければ、うまく機能しません。
二つ目は「リンパ系」です。脳のリンパ系は、脳が生成している沢山の毒素を排出する機能をはたしているのです。
また、「脳のオートファジー」は充分に機能しているか?細胞がちゃんとリサイクルしているか?を調べることも重要です。 私が最も素晴らしく脳の健康にとって重要だと思っていることは、「脳への刺激」です。1月のレクチャーでは、脳を刺激する為のさまざまなテクニックをお教えします。人によって脳によって、必要な刺激はまったく異なるものなのです。次回のZoom上級クラスのレクチャー内容が、どの様なものなのか、伝わっていることを願います。皆さんにお会いできることを楽しみにしています。良い一日を。
🇦🇹Raphael Van Aasshe DO.