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Features

フィシオエナジェティック手順について

慢性病専門医師マーゴットザイチェックMD.による代替医療プロトコル説明
慢性病専門医師:マーゴット・ヴァン・アッシェ M.D.

審査の手順についてお話しします。21年フィシオエナジェテックの「生体化学物質」の講師を担当しています。

慢性症状の裏には「層」になって病気の原因が重なり合っています。それを解明し解決していく作業は、まるでシャーロック・ホームズになったような気分です。

フィシオエナジェテックを使い、患者さんを治療してゆくことは、効果が上がるだけでなくとてもエキサイティングです。

フィシオエナジェティック特殊な手順

フィシオエナジェティックの施術ではホリスティックに個々人の全てを包括してみていきます。

1▲アームレングス反射(AR)
[全身からの答えを得ます]

フィシオエナジェテックでは、ラファエル・ヴァン・アッシェDO.が開発した「腕長反射テスト〜略してARテスト(Arm Length)」を使い、検査を進めていきます。

この生体フィードバック方式(全身の筋肉の収縮弛緩)では、文字通り左右の腕の長さの違いを見ますが、これは腕のみを診ているのではありません。

全身の筋肉連鎖の反応の表れの指標としています。

具体的なやり方は、まず患者さんに仰臥位になってもらいます。手首関節や手のひらを強く握ってしまうとAR反応に影響が出てしまうことがあるので、少し上部を軽く握りそっと両腕を上に伸ばしてゆきます。

もともと物理的に腕の長さが違う人と、ストレスによって身体の片側の筋肉連鎖が収縮している事による腕の長さの違いは、特殊なテスト法によって見分ける事ができます。

この方法を使うと、検査中に患者さんが答えを意識し過ぎないので正確な答えを得られます。

また、検査が長時間に及んだ場合にも、患者さんが疲れにくいのが特徴です。

肩が上がらない方や仰臥位の体勢をとることが難しい患者さんには、座って両腕を前に出しAR検査を行うこともできます。

(後半で動画とともに詳しく解説します)

2▲プライマリーテスト(前準備)
[その答えがウソでないか確認]

前準備テスト(プライマリーテスト)は、テストシステムを基準化させるものです。慢性病などによるテストの不備をなくし“確実”にするための大切なステップです。

そもそも身体電極ポラリティー自体が狂っていないか?エネルギーの媒体となる水分は充分か?その他の基本的なことを細かく調べて、全身と「正確に」対話するための準備を念入りに行います。

身体機能が狂った状態で答えを聞いても、その答えは正しい答えではありませんので、治療をするための検査基準には使えません。

現代社会のように、環境汚染、食の悪化、心理ストレスに、電磁波など、問題の多い時代には慢性病(慢性の不快症状)を抱える人が増え続ける現状にあります。

この様に自然な機能が壊された身体に対して、キネシオロジー的にもしくは生体フィードバックを用いて、何かの答えを得ようとしても、正確な答えを出すことが困難です。

具体的に言うと、実際に患者さんが抱える主訴について身体を調べた時に、


ウソの答え
を出してきたり、慢性病の原因を隔離して“無いもの”として答えを出してきたりすることがあるのです。

フィシオエナジェティックの代替医療プロトコルの流れの中には、これを回避するための方法(ステップ)があります。

必ず最初に、「身体がウソの答えを示す」ことを回避するステップを終えてから、本番の治療検査に入ります。

「本当に正しい答えが出せる身体かどうか?」を先ず調べ、正しい答えを出せる身体に治療してから本題の主訴に入る、というステップです。

これを“前準備テスト(プレテスト)”と呼びますが、この段階で患者さまにかなりの改善が見られることが多いです。

ヴァン・アッシェD.O.によると、長年フィシオエナジェティックを使った治療を施してきた歴史を思い返してみると、「50年前は前準備テストでひっかかる人はほとんどいなかった」とのこと。

しかし慢性病や慢性症状を抱えた人が増えてきた近年では、ほとんどの方がこの前段階のテストでひっかかります。(引っかかったところを治療してから、本題(主訴など)に進みます)

3▲4つの身体レベル(優先順位)
[どの部分から先に治療を行うべきか]

「治療の優先順位」の識別とは、いいかえると「どのレベルをまず先に治療すべきか?」を割り出すということです。

「どこから手をつけていくのが最良か?」治療の“優先順位”を明白にしていくことができるのです。

自然療法だからということで、“当てずっぽう”で治療法を決めているケースが散見されます。優先順位(プライオリティーテスト)は、当てずっぽう治療から卒業することができる技術です。

簡単な例をあげてみましょう。

【Bさんのケース】
体内毒素が蓄積し過ぎて、身体が耐えうるキャパシティーを超えてしまった。そのせいで日々の“感情の解放”が自然になされず苦しい。これらのせいで手技療法を施しても効果が出ない。

このようなケースでは、フィシオエナジェティック検査によって、まずどこの負担から減らすべきか優先順位を確認します。例えば、まずは毒素を解毒する、次に感情の問題の治療をする、最後に身体構造の手技療法を施す、などです。患者の身体が求める治療の順序を導きだしていく事が可能です。

個々の身体が求める優先順位に従っていくことは「安全」に施術をしていくための鍵。患者さまに負担をかけず、ヒーリングクライシスを起こすことも減ります。

また、今後の治療の流れを患者さまに対して助言する助けにもなります。

身体機能のレベルを大きく4つに分けて、どこから改善に向けて手をつけていけば良いのかを立体的に判断していきます。(さらなる層については上級レベルで紹介)

基本的な層:

(1)身体構
(2)心理精
(3)インフォメーション(神経伝達,脳機能、経絡)
(4)サトルボディー/チャクラ等
(5)生体化学物質(毒素、栄養素、ホルモンなど全て)

このように、人間をあらゆる角度からまるごと捉えるので、患者さんの症状の裏に隠れた本当の原因がわかり、現在の症状における複雑に絡んだ糸を解きほぐす術となるため、各種専門家にとって強い味方となります。

検査法だけでなく、それぞれの人間構造のレベルにおける治療法についても各クラスで会得することができます。

また、受講される先生方がすでにお持ちのさまざまな知識や技術を組み合わせて「まずこの治療から行い次ぎはこれ」など優先順位を身体に尋ねて、治療の効果をより高めていくことに活用できます。

4▲セラピーコントロール
[これで完了か?他に治療が必要か?]

施したセラピーや治療法が効果的であったかどうか?まだ何か他の治療が必要か?それぞれの治療の後に確認する作業。

どのくらいの変化に耐えられるか?は、一人一人の身体機能やエネルギー状態や病気の有無などによって違ってきます。

セラピーを受け止めるのも、その施術で身体が良い方へ変化していくのも、体力が必要です。身体が消化できないほどのToo Muchな治療は、避けたいこと。

このセラピーコントロールの技法を使えば、患者さまの身体にその答えを求めることができます。

「今日はここまででよい」
「もう1枚”病因”の層を剥く必要がある」

など、具体的に判断する必要があります。

ARテスト〜身体と対話する

フィシオエナジェテックは、ホリステックな身体評価方法です。身体のアンバランスの原因を探すために、「腕の長さの反応arm length reflex(AR)」の検査を使いながら調べていきます。

まず、患者(クライアント)をあお向けに寝かせ両手を頭上に伸ばしてもらいます。患者の手首を持ち、ゆるやかに外側に向かって回旋させ、両腕の長さを評価します。ニュートラルな状態では両腕は同じ長さになっています。ある刺激(や条件)を与えた時に、その刺激を身体が受け付けない(NO/拒否)なら、その反応として、すぐに両腕に長さの変化が現れます。

これは腕の長さの反応を見ているのではありません。筋肉連鎖がストレスに対し緊張反応として現れた状態を見ているのです。

通常のキネシオロジーやOリングテストでは、個別の(1つの)筋肉が強いか弱いかをテストします。一方で、ARでは、全身の筋肉の状態がどうなっているかを観察し、全身からの答えを導き出すことができます。

フィシオエナジェティックで利用する検査法はアームレングステスト。全身の状態から答えを導きます

この反応は、セラピスト患者の身体(肉体、精神、サトルボディー、エネルギーボディー、生体化学物質)との直接の対話を可能にしてくれます。

この腕の長さの変化は、選択された片側に筋肉連鎖の収縮があらわれた結果です。

私たちはこのリアクションをアーム・レングス・リフレックス(腕の長さの反射反応)もしくは短縮してAR と呼びます。

この方式を使って医療行為を行う医師や専門家による著書や講義では、「ヴァン・アッシェ方式」という記載がされております。

ある刺激を与えた時に、その刺激を身体が受け入れられないなら、その反応として、すぐに両腕の長さの変化が現れますが、これは片側に筋肉連鎖の収縮があらわれた結果です。

私たちはこのリアクションをアーム・レングス・リフレックス(腕の長さの反射反応)もしくは短縮してAR(腕長反射) と呼びます。


フィシオエナジェティック
は、病気を探す技術ではありません。

病気の原因となっている事柄を、明白にし体が要求する「順番」どおりにセラピーを施してゆくすべを、正確に知ることができるテクニックです。