(ドクターHyla Cass著)~米国医師)

下記は、カリフォルニア州在住の医師ヘイラ・カースがパブリックに向けて
書いた文章になります。Dr.カースの許可を得て、医療系翻訳会社に訳して
もらったものをシェアーさせていただきます。
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日本で展開している出来事を見て、すべての人が身につまされるような思いを
しています。そして、怖れの感情も広がっています。

日本の原子力発電所で突如発生した核災害は、放射性物質の灰が北米にまで
届くのではないかという激しい恐怖心を引き起こしています。
また、この件に関してメディアが非常に混乱しているため、私の患者や友人達
も、どのようにしたら最も自分とその家族の身を守れるかということを聞いて
きます。

政府役人や保健の専門家が米国民への健康リスクを控えめに述べているにも
関わらず、米国西岸部の薬局は北から南まで、放射線被爆の最先端治療薬で
あるヨウ化カリウム錠剤の在庫が一斉に底をついています。
そして、インターネットに目を向けて不安に陥った購買者も、同様の不足に
直面しています。それならば、一体どうしたらよいのか。
広がり続け、変化してやまないこの筋書きを前にして現在考えられるのは、
修正の余地はありますが、以下のようなことです。

日本での原子炉溶解によって引き起こされる放射性物質の灰による被爆リスク
が、本当に我々にあるのか。これは、しかるべき核科学者や気象学者に尋ねる
のが一番良い疑問だと思います。
しかし、1990年から2002年までの間、ディアブロキャ二オン原子力発電所
で独立安全委員会の相談役として奉仕した経験をもとに言えるのは、核放射能
を扱う際には全ての可能性に備えておくことがいかに重要であるか、という
ことです。

原発事故後で最も危険であるものの一つが、ヨウ素の放射性同位元素
を含むガスへの被爆です。発癌性の高いこの同位体は甲状腺に即座に取り込
まれ、甲状腺癌の発現を引き起こします。放射性ヨウ素への被爆に対しては、
ヨウ化カリウムという別の形状のヨウ素で甲状腺を飽和させ、放射性ヨウ素の
吸収を防ぐ治療が即座に必要となります。この治療は特に、核災害後に最も
リスクの高い子供や妊婦、授乳中の母親に対して重要です。
1986年に起きたチェルノブイリ原発事故では、その後ヨウ化カリウム錠剤の
十分な供給が不足していたため、治療を受けられなかった何千人もの子供たち
が甲状腺癌を患う結果となりました。

■□■ヨウ化カリウム(KI)■□■
ヨウ化カリウム錠剤は、通常、放射線事故が起きた際に即座に配給できるよう
原子力発電所の近郊に備蓄されています。錠剤がない場合は、U.S.P.の
一般的剤型にKIを1ml溶液中1000mg含む「ヨウ化カリウム飽和液」(SSKI)
として、ヨウ化カリウムを投与することも可能です。U.S.P. SSKI溶液は、2
滴で130mgのKI錠剤1つ(ヨウ素100mg)と同等です。

■□■推奨される用量 ■□■
世界保健機構(WHO)では、被爆から3時間以内、もしくは、効果は低くなる
ものの被爆から10時間以内のうちに単回として以下の用量のヨウ化カリウム
を服用するよう勧めています。
【成人】:130 mg (CDC追加資料については以下を参照)
【未成年者】:12-18:WHO は成人と同用量、CDCは小児と同用量で、
 体格が成人と同等である場合(150ポンド以上)は年齢に関係なく成人と
 全く等しい用量を投与。
【小児】:3~12 歳: 65 mg
【乳幼児】:生後1ヶ月~3歳:32. 25 mg (例:錠剤の半分)
【新生児~生後1ヶ月】:カプセル1/4

<<注意>>:
投与時には錠剤を砕き、ミルクや水と混ぜても構いません。子供用には、
チョコレートミルクやラズベリーシロップが不快な味を消してくれます。

■□■使用上の注意(重要)■□■
大多数の人はヨウ素酸カリウムを服用しても問題はありませんが、原子力
緊急事態の際のみに使用するべきです。
上記の1日単回量(1回のみ)を越える用量の摂取は、医師や公衆衛生機関に
より奨励される場合のみとします。キニジンやカプトプリル、エナラプリル、
アミオダロンを投与中の患者や、ヨウ素に敏感、もしくはヘルペス
皮膚炎や甲状腺中毒症、腎臓疾患を患う患者は、ヨウ素酸カリウム(もしくは
それ以外の甲状腺阻害剤)を服用する前に医師に相談する必要があります。

■□■予防法■□■
最善策としては、被爆する前に予防としてヨウ素を服用することです。
各家庭で十分な量を備えておくべきです。今回我々は、1日10~40mgの
服用を勧めるかもしれません。日本では30~50mgが食事による摂取量の
範囲であり、長期間に渡る摂取でも比較的安全とされていますが、
医師の元でモニタリングが必要です。
徐々に、10mg、20mg、30mg、40mg と上乗せしていきます。

そして、放射能が著しく増加したという正式発表があった際には、成人は
上記の用量である130mg/日、小児は体重に対してそれよりも低い用量で、
3~12歳では通常65mgを服用する必要があります。
また、ヨウ化カリウムの医薬品剤型として一般的なルゴールヨウ素溶液、
もしくはSSKIを1日2滴、初回投与し、必要に応じて130mgに増加すること
も可能です。米疾病対策センターの勧告をご参照ください。
40歳以上の成人は、このような汚染で甲状腺癌や甲状腺の損傷を発現する
リスクが最も低いため、公衆衛生の役人が大量の放射性ヨウ素汚染が
予想されると発言しない限り KIを服用するべきではありません。
また、彼らは、KIに対してアレルギー性反応を起こす確率の方が高いです。
いかなる場合でも、各個人で医師に問い合わせる必要があります。

保護的な可能性のあるその他の補助剤としては、ビタミンDやビタミンKが
あり、これらは、多様なDNAエラー(放射能やその他の原因による)を
蓄積する細胞のプログラム死であるアポトーシスを適切に助けます。
また、ビタミンDはの修復も助けます。

被爆した場合は、放射能を含んでいる可能性のある雨への曝露を避ける
ようにします。
そのような場合は、当局からの通告があるでしょう。

■□■その他の放射能による危険性■□■
I-131(ヨウ素131)の他にも、セリウム137やプルトニウム等の
毒性放射性同位元素が存在します。
ガブリエル・カズン博士は、自身の著書である「意識した食べ方
(Conscious Eating)」の中で素晴らしいアドバイスを幾つか提供して
います。セリウム中毒から自身を守るためには、カリウムがセリウム摂取を
完全に阻害することをふまえ、カリウムを多く含む食品を十分に摂取するよう
にと述べています。
カリウムを多く含む食品には、アボガドや海藻、緑の葉野菜等があり、
カリウムのサプリメントを服用するよりも効果は高いです。

プルトニウム中毒から身を守るためには、紅海藻を大量に食べ、
赤身肉よりも鉄分が多い、いわゆるスピルリナやクロレラ等の
海藻類を含む植物から鉄分を摂取します。
また、味噌汁にも保護効果があることが知られています。
久司道夫氏の有名な著書「The Cancer Prevention Diet: The Macrobiotic Approach to Preventing and Relieving Cancer
」もご参照ください。
また、ゼオライトというミネラルは、殆どの放射性物質を体内から
取り除くという研究が現在行われています。

さらに、放射性物質により抗酸化物質の欠乏や健康不良が引き起こされるため、
抗酸化物質を多く含む食品やサプリメントは、高い毒性レベルに身体を対応
させるのに有用となるでしょう。

著者:Hyla Cass MD. http://www.cassmd.com/ _

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【サイト管理者からの備考】
☆ヨードを服用することが記載されていますが、
 私共としてはおすすめしていません。