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ホメオパシーは本当に副作用がないのか?


【このような場合..】
◎同じ種類のホメオパシーを、長期に渡って服用している方
◎ホメオパシー服用後に、症状がより強く表れてしまった
◎ホメオパシー服用後に、今までなかった症状が出た


※ホメオパシー服用にあたっての注意事項です!是非ご拝読ください。

ホメオパシーを安全で副作用がないと考えるか?
近年、人々の健康への意識の向上が著しい。それに連動して、対症療法と人工的な化学物質である薬の投与を中心とする現代西洋医療に対する不信から、より自然で心身にやさしいとされる代替療法に関心が高まりつつある。代替療法の東洋の横綱が鍼灸や漢方なら西洋のそれはなんと言ってもホメオパシーであろう。ホメオパシーの歴史は200年ほどしかなく鍼灸漢方等の東洋医学と比較すると意外と歴史は浅い。とはいってもヨーロッパを中心にかなり定着しているし、効果も臨床試験で明らかになっている。また健康保険にくみこまれている国もある。

 ホメオパシーとは200年前のドイツの医師であるハーネマンによって発見、体系づけられた治療法である。それは「類似の法則」にもとづいて作られた「レメディー」とよばれる丸薬等を用いたものだ。レメディーとは治したい病気と似たような心身の症状を引き起こす動植物・鉱物等を極度に薄め、振とうを加えたものだ。標準的なレメディーの希釈度は原材料の分子が一つも残っていない程まで薄めてしまう。ゆえに原材料が毒物や病原菌であってもそれそのものの薬理的・病理的な人体への害は排除されるのである。極度に薄めるということもあって、ホメオパシーは安全で副作用が無いと信じられて来たし、そのように喧伝しているホメオパシーの施術者や団体もいるようだ。たしかにホメオパシーには副作用は無い。

 しかし実際にはある種の副作用に似たような現象は起こりえるし、使い方を間違えてマッチしていないレメディーを漫然と使用し続けると取り返しのつかない結果をまねくという実例も少なくない。
ホメオパシー服用における副作用に似たような現象
好ましくないホメオパシーの作用は2つある。
1) アグラベーション:→ レメディーによって症状が増幅する。
2) プルービング:→ 本人にいままで無かった新たな症状が出現する。
   その症状とはレメディーそのものの特徴である症状。

アグラベーションを「好転反応」と呼んで、治癒には必要不可欠で避けては通れないと教えている所もあるようだが、これは誤りで、本来アグラベーション自体は歓迎するべき事ではない。アグラベーションは起きないに越したことはない。というのは症状の増悪がある程度続くとそれによって心身にダメージが残る場合があるからだ。ホメオパシー用語の中には好転反応なるものは無い。中にはアグラベーションが起きているのに「これは毒出しだからしばらく我慢しなさい」といい含めて数ヶ月も同じレメディーを服用させ続けるような施術者もいるようだ。アグラベーションがありながら継続して投与し続けるのは危険なことで、プルービングを起こしかねないので要注意である。

プルービングとは本来ホメオパシーのレメディーの原材料を探す目的で実行される行為だ。それはとある動植物や鉱物を希釈振とうして健康で敏感な人に一定期間服用してもらう。そのときに観察された症状がその原材料の特徴である。たとえば「べラドンナ」ならば急激な高熱・頭痛・難聴、「アコナイト」なら風のひき始め・抑うつ・死の恐怖などである。そしてその症状に一致する疾患の治療にその原材料で作られたレメディーが用いられる。プルービングは特別なことではなく、普通に投与されているレメディーでも引き起こされることである。たとえばベラドンナを急激でも何でも無い38度ぐらいの発熱に用いたとする。もしその人が40度くらいの熱を突然出したり耳が気こえなくなったりしたら明らかにプルービングである。またアコナイトを風邪の引き始めに飲んだら急にウツ状態になった、というのもプルービングである。

アグラベーションの場合は症状が出てすぐに服用をやめれば速やかにあるいは二週間以内に解消される。しかしプルービングの場合は服用をやめてももとに戻らない場合があるので要注意だ。

難しいのは今の状態がアグラベーションなのかプルービングなのかただの病状の悪化なのか、あるいは他の医薬の副作用なのかを判別するところにある。それを判断するには医学の専門教育と臨床経験とさらにホメオパシーの専門教育を数年受けることが必要不可欠であろう。
難しいレメディーの選択
ホメオパシーのレメディーの選択は難しい。対象であるその人の心の状態、性格、体質、体格、分泌物、生活習慣、匂い、嗜好、症状の出方や変化、睡眠パターン、人間関係、人生のある出来事との関係、時間軸や季節や気温との関係など様々な観点から丸ごと人間を捉える必要がある。専門医の認定を受けたドクターでさえ1時間から2時間のインタビューをした後に悩みながら3000種類あまりあるレメディーからふさわしいものを選ぶ。レメディーの選択に必要なのはレメディーの知識だけでなく、病気そのものについても知っていなければならない。また今一般医療で受けている治療や薬について実際に実地で知っていなければならない。

ホメオパシーの相談に行くと、レメディーの投与にあたり問答無用で現在医師から処方されている薬をやめるよう促すプラクティショナーがいる、という話を時々耳にする。西洋医学で投与される薬の中には、急に投与を停止すると危険を伴うものもあるので安易に担当医と相談なしにそのような指導をすることには慎重であるべきだと思う。また病気について詳しい知識がなければ、今起きている現象がアグラベーションなのかプルービングなのか、それとも単に病気の一つのステージなのかわからない。安心してホメオパシー治療を受けたいならば医療の資格と臨床経験が豊富でかつホメオパシーのトレーニングを十分受けた医師を探すことが安全ではないかと思う。。
 

 

《著者紹介》大橋康之(歯科医師)
日本歯周病学会
日本ホメオパシー医学会
日本ホモトコロジー協会会員
日本自律神経免疫治療研究会

* 数年前よりドイツのモダンホメオパシーを臨床に導入歯周病、外科処置後のケアに
目覚しい効果を実感する。クラシカルホメオパシーはセルフメディケーショ ンや
ペットに用いてきたが基本を学ぶ必要を感じ、現在日本ホメオパシー医学会研修コース
にてクラシカルホメオパシーの研修中。


[おおはし歯科クリニック] :千葉県松戸市下矢切72/ TEL: 047-369-5546 
http://smile72.com



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